― 特定非営利活動法人 つくしクローバー会 はどのような活動をされているのですか?
松尾:
「精神障害者の自立と社会参加をすすめる」を目的に活動している会です。
「精神障害」というものがどういうものであるのかきちんと社会に発信していきたいと思っています。
『精神障害といっても、アスペルガー(高機能障害)、発達障害、統合失調症など様々なケースがあります。
これらの障害は誰にでも起こりうることなんです。
会の活動の拠点でもあります「つくしピア」設立時に、地元から大反対が巻き起こりました。
反対の理由は「精神障害者」に対する偏見と誤った知識から、「こわいもの」との根強い認識がありました。
その時、発起人であり初代代表理事の坂井さんが、
自分の息子さんをつれて一軒一軒回られました・・・「この子のような子が通う施設です・・・」と。
(その息子さんは一流企業に勤めていましたが、突然障害を負ってしまったようです)
・・・まさに鬼気迫る説得です・・・。
・・・この姿を見た反対者の方々が今度は応援にまわってくださいました。
そして活動の拠点を得ることができたんです。
― 松尾さんがこの会での活動のきっかけは何かあったのですか?
松尾: 実は私の息子も発達障害なんです。
こんなエピソードがありました。
ある日息子に、妹が「お兄ちゃん・・・お兄ちゃんが今までに楽しかったこと、嬉しかったことなんてなかったんじゃないの・・・?」・・その言葉にお兄ちゃんはこう答えたそうです。
「○子が生まれたこと・・・」 (○子とは妹さんのこと)
・・・その言葉に○子はおにいちゃんを受け入れるようになったんです・・・家族の絆が深まった瞬間でした・・・・。
それ以来○子がお友達を連れてきてもいっしょにごはんを食べたりするようになりました・・・。
息子はちゃんと仕事もできるようになりました・・・。
「精神障害」に対する偏見や差別を失くし、雇用の機会を増やしていきい・・・正しい知識を正しく伝えたい・・・・そのためにこれからも頑張っていきたい・・・・』
そのような思いと、坂井さんの活動の主旨に賛同したことです。
― FCAへの入校(受講)のきっかけは何ですか?
松尾: 『人は生きていく上でいろいろな悩みや苦しみ、不安を抱えていくことは誰にでもあると思いますが、特にクローバー会に参加してくださっているような心優しい方々にとっては、重大かつ深刻なことであることが多いかもしれません。
そんな心の負担が少しでも軽くなるいように、私も微力ながら一緒に考え、将来の希望が感じられるようにお手伝いできたらと考えています。
その為には、余裕のある心と、知識と経験が必要だと思い、FCAで新しいコーチングの勉強を始めました。』
― 今現在、実感として感じていらっしゃることは?
松尾:
まだまだ学び始めたばかりですが、近い将来、遠い将来の希望する自分を想像して生活していくことは現状逃避などではなく、今後の人生を豊かにするためには必要であることが理解できるようになりました。
― 松尾さんのモットーは?
松尾:
昔も青春・・・今も青春・・・これからも青春・・・。
人間生きている間に遅いということはない。ということです。
― 最後に松尾さんの夢は何ですか?
松尾:
全ての人が心地よく暮らせる社会がほしい・・・そうすれば私も心地よく暮らせます・・・・。
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